私たちインクコーポレーションは、「常に地球環境を考える」
を理念として事業を推進してまいりました。
現在日本の内装業界では、毎日膨大な量の壁紙クロスが貼り替えられ、破棄されています。
私たちは内装業に携わりながら、常日頃これは資源の無駄遣いであると感じていました。
貼り替えはワンルーム1室で約50mのクロスを使用します。クロス50mとは、重さ約30kg、高さ1m、太さは電柱くらいあります。貼り替えることにより剥がしたクロスはただのゴミとなり、また、新たなクロスをつくるために木が伐採されるのです。
しかし日本の住宅ではそんな資源のムダも考えず、特に賃貸住宅などでは、
入居者の入れ替えごとにわずかな汚れやキズであっても、
全面貼り替えることが常識となっています。
この状況を考えると、日本の壁紙クロスだけで一体どれだけ地球を汚し、
木を失っているのでしょうか。
わたしたちはその点に大きな疑問を感じ「洗えるクロス」を開発いたしました。
これによりクロスの貼り替えは減り、ゴミの減少、
樹木伐採の減少の一助になればと考えております。
また「洗えるクロス」は入居者の退出時に発生する原状回復トラブルを
なくすためにも有効と考えております。
大量消費の時代を終え、21世紀は、いいものを長く大切に使い、
そして環境に優しいことがキーワードだと考えています。
そんな時代に新しい提案をできる企業であること、
それがインクコーポレーションの在り方です。