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再建不可物件の豆知識1

戦前までの道路の幅

再建不可物件はなぜ多く存在するのでしょうか。それは、戦前~戦後まもなくの間、自動車が普及していなかった時代の生活道路の標準的な幅員が6尺(1間=1.82m)~9尺(1間半=2.73m)だったからです。1950年に建築基準法、1968年に都市計画法が施行され、現在の「4m道路に2m接道」という決まりができました。結果、1950年以前、もしくは1968年以前からあった建物が現在の再建築不可物件になったのです。ちなみに尺貫法で道路の幅が制定されたのは江戸時代。江戸時代末期には、民家に「犬走り」と呼ばれる通路(3尺=約90cm)の設置が義務付けられました。

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